もともと法律系の資格の勉強をしていたので、裁判の判例なども勉強していました。

正義のために戦う弁護士の実態

傍聴して知る裁判の流れ

もともと法律系の資格の勉強をしていたので、裁判の判例なども勉強していました。そのため実際の裁判がどのような形で進行しているのか、とても興味があり一度傍聴へ行ってみようと思い立ったのです。
裁判所へ行ってみると、どこで裁判を行っているのかわかりにくく、人に聞くにも誰に聞けばいいのかわからず迷ってしまいました。
結局、受付のような机のところに台帳が置いてあり、そこでチェックするという事がわかったのですが、その机の所にも警備服みたいなのを着た人が立っていて近寄りがたい雰囲気。もっと気軽に裁判を傍聴するには、初心者でもわかりやすくするシステムがあるといいなぁって思いました。
ところで、その日は1号法廷で殺人事件の裁判が行われていました。両親が精神疾患を患っている娘を殺害したというものでした。
初めての裁判傍聴で、そんな身内での殺人事件という事でとても緊張して傍聴していました。
最初に参考人への質問など、弁護士さんと検察の質問が行われていたのですが、やはりドラマでみるようなスムーズなやりとりはなく、同じような質問を何度もしたり、的外れな事を答えたりと、なんだか随分想像と違うなぁというのが印象でした。
やはりドラマはしょせんドラマであって、現実はそんなにスマートな進行ではないのだと思いました。
そして、殺害を行った両親への質問についても、検察側の人がちょっと感情的になって、何を質問しているのかわからなくなり、裁判官に静かにたしなめられたりしていました。
ただ、父親がどうして殺害にいたったかの心境を話しているときの、心から絞り出すような叫びを聞いた時に、殺人が悪い事だとは思っても、これは仕方ないんじゃないかと同情してしまったり、自分も気持ちがコロコロと変わってしまって、冷静な判断が出来ないと思ったのです。
その時は、まだ裁判員制度が施行される前だったのですが、実際に裁判員として裁判に携わった場合、本当に冷静に考える事が出来るだろうか?と不安になりました。
裁判員に選ばれるという事は、とても精神的にも負担になるだろうなと思います。


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